【Python】ビットコイン残高情報の取得方法|仮想通貨自動売買実践#4

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こんにちは、DXCEL WAVEの運営者(@dxcelwave)です!

こんな方におすすめ!
  • ビットコイン自動売買に興味がある!
  • 残高情報の照会機能」をPythonで実装する方法について知りたい!
目次

【仮想通貨】ビットコイン自動売買とは

ビットコイン自動取引とは、通貨情報参照・決済・送金等の取引関連操作をプログラムで代替することを指します。ビットコイン自動売買ツールは、暗号資産取引所が提供するAPIサービスの活用を通じて実装することができます。

【参考】ビットコイン自動売買のメリットを学ぶ

ビットコイン自動取引ツールの活用により、手動操作による手間削減はもちろんのこと、仮想通貨収益化プロセスの効率化も大幅に期待できます。当サイトでは上記のように、ビットコイン自動売買に関する特集記事を多数配信しております。

【仮想通貨】暗号資産取引所の残高情報取得に必要な準備事項

本記事では、暗号資産取引所が提供するAPIサービスを活用し、Pythonでビットコイン残高情報を取得する方法について解説します。

【事前準備】APIキー・シークレットキーを取得

Pythonをもとに残高情報を取得する場合、暗号資産取引所からAPI情報を入手しておく必要があります。

API情報(APIキー・シークレットキー)の取得が未済の方は、以下リンクに示す手順に従い、API情報を取得しましょう。

【事前準備】Pythonライブラリをインストール

Python環境で暗号資産取引所が提供するAPIサービスをもとにビットコイン取引機能を活用する場合、次のようなPythonライブラリを利用できることが好ましいです。そのため、後述で示すライブラリは事前にインストールしておきましょう。

ccxt|暗号資産取引所のAPI連携・機能活用を容易化

pip install ccxt

pandas|取得したビットコインデータの加工・整形に利用

pip install pandas

【参考】Pythonのセットアップ方法・ライブラリインストール方法

【Python実践】ビットコインの残高情報を取得

それでは実際に暗号資産取引所(Coincheck)から残高情報を取得する方法について解説していきます。

【共通コード】APIキー・シークレットキーを定義

Pythonで残高情報取得に際して、APIキーおよびシークレットキーの定義が必要となります。

Pythonコードの前段に以下を配置しましょう!その際、取得したAPIキーシークレットキーも入力します。

import ccxt
import pandas as pd

# API情報
API_KEY     = "APIキーをここに入力"
SECRET_KEY  = "シークレットキーをここに入力"

# Coincheck取引所のインスタンス作成
coincheck = ccxt.coincheck({'apiKey':API_KEY,'secret':SECRET_KEY})

残高情報を全て取得

日本円残高および仮想通貨の残高情報(ビットコイン・イーサリアム等全て含む)を取得したい場合、次のようなコードを実行します。コードを実行した際の出力イメージも併せて掲載します。

コード

# 残高情報
balance_info = coincheck.fetch_balance()["info"]

# データフレームとして出力
df = pd.DataFrame(balance_info,index=[0])

# 出力
print(df)

出力イメージ

# 出力イメージ
#       jpy   btc  eth  etc  lsk  xrp  xem  ltc  bch  ...  
#  10000000  0.02  1.0  5.0  3.0  2.0  2.0  2.0  1.0  ... 

日本円残高を抽出

前述で取得できた残高情報の中で日本円残高のみを抽出したい場合、以下のコードを実行します。

# 残高情報
balance_info = coincheck.fetch_balance()["info"]

# データフレームとして出力
df = pd.DataFrame(balance_info,index=[0])

# 日本円残高情報を抽出
JPY = df["jpy"].values[0]

# 出力
print("日本円残高: {}[円]".format(JPY))

# 出力イメージ
# 日本円残高: 5000000[円]

ビットコイン残高を抽出

前述で取得できた残高情報の中でビットコイン残高のみを抽出したい場合、以下のコードを実行します。

# 残高情報
balance_info = coincheck.fetch_balance()["info"]

# データフレームとして出力
df = pd.DataFrame(balance_info,index=[0])

# 日本円残高情報を抽出
bitcoin = df["btc"].values[0]

# 出力
print("ビットコイン残高: {}[BTC]".format(bitcoin))

# 出力イメージ
# ビットコイン残高: 0.2[BTC]

【Python×ビットコイン】自動売買ツール作成に挑戦ロードマップ

Pythonによるビットコイン自動売買をこれから始めたい方向けに、体系化した自動売買実践記事を配信しております。以下No順に記事をご覧いただくことでビットコイン自動売買ツールが自作できるようになるでしょう!

Noビットコイン自動売買を実践!自作を目指したロードマップ
参考ビットコインとは?ビットコイン投資のメリット
参考仮想通貨の自動売買とは?・仕組み・自作方法
#1初めてのビットコイン自動売買・環境構築チュートリアル
#2初めてのビットコイン自動売買・Python開発環境の構築方法
#3【Python】ビットコイン価格の取得方法
#4【Python】ビットコイン残高情報の取得方法
#5【Python】ビットコインの成行・指値注文
#6【Python】ビットコインの取引履歴を取得
#7ビットコイン自動売買のプログラム設計方法
#8【Python】ビットコイン自動取引ツールの作成方法

当サイトでは上記以外にも仮想通貨・ビットコイン自動売買に関する記事を多数配信しております。

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