【入門】初めての仮想通貨・ビットコイン自動売買実践#1|暗号資産取引所の口座開設・API情報の取得

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こんにちは、DXCEL WAVEの運営者(@dxcelwave)です!

こんな方におすすめ!
  • ビットコイン自動売買に興味があり体験してみたい。
  • ビットコイン自動売買の実行に際して、事前に必要な準備事項を知りたい。
目次

【仮想通貨】ビットコイン自動売買とは

ビットコイン自動取引とは、通貨情報参照・決済・送金等の取引関連操作をプログラムで代替することを指します。ビットコイン自動売買ツールは、暗号資産取引所が提供するAPIサービスの活用を通じて実装することができます。

【参考】ビットコイン自動売買のメリットを学ぶ

ビットコイン自動取引ツールの活用により、手動操作による手間削減はもちろんのこと、仮想通貨収益化プロセスの効率化も大幅に期待できます。当サイトでは上記のように、ビットコイン自動売買に関する特集記事を多数配信しております。

ビットコイン自動売買ツール利用時の注意点

ビットコイン自動売買ツールの活用検討される場合、一般的に自分自身で自動売買ツールを事前に作成することが求められます。すでに世に出回っている仮想通貨自動売買ツールもいくつかありますが、筆者の視点では既存の仮想通貨自動売買ツールの利用はおすすめしません。

仮想通貨は、日本円やUSドル等の法定通貨のように国家による法的効力を持たないため、銀行等の第三者が介在することなく、インターネット上でやり取りできるという特徴があります。言い換えると、この柔軟性がゆえに自動売買ツール提供者に自身の仮想通貨口座情報を提供して自動売買ツールを運用してしまうと、知らない内に仮想通貨を抜き取られるといった詐欺被害も遭遇する可能性もあります。自動売買ツール提供者が金融庁の金融交換業者として登録されているかどうかで信頼できる提供者であるか判断可能ですが、初期段階で簡単に見分けることが難しいのも事実です。

上記理由から、ビットコイン自動売買ツールの利用を検討される場合、自分自身でオリジナルの自動売買ツールを作成することがセキュリティの観点で好ましいと判断できるのです。

当サイトでは、ビットコイン自動売買ツールに興味がある方が簡単に自動売買ツールを作成できるように、多様な自動取引機能の実装方法を解説しています。

また、本記事ではビットコイン自動売買をこれから始めてみたい方向けに、事前に必要な準備事項について詳しく解説していきます。

ビットコイン自動売買を始めたい方必見!必要な準備事項

ビットコイン自動売買ツール作成は、基本的に暗号資産取引所が提供する機能・サービスを利用し、自身で自動売買ツールを構築していくという流れになります。

それらを検討するために準備すべき事項が3つがあります。それぞれ1つずつ見ていきましょう。

  1. 取引所の口座を開設する
  2. 取引所からAPI情報を取得する
  3. 自動売買ツールの開発環境を整える

① 仮想通貨取引所の口座を開設する

仮想通貨の自動売買ツール作成に際して、暗号資産取引所のAPIを用いるのが一般的です。このAPIを取得するには仮想通貨取引所の口座開設が必須になります。そのため、やるべきこと第一は自動売買ツールに取り入れたい取引所の口座開設になります。

銀行等の口座開設を思い浮かべると手続きが面倒なイメージですが、仮想通貨取引所の場合、個人証明書さえあれば、インターネット上から約5〜10分くらいで口座開設手続きを完了できます。

② 仮想通貨取引所からAPI情報を取得する

仮想通貨取引所の口座開設完了後、API情報を取得していきます。

暗号資産取引所の口座開設後、個人のマイページが取引所ホームページから確認できるようになります。一般的にマイページを経由してAPI情報が取得できます。

【参考】APIとは

API(Application Programming Interface)とは、取引所が提供している取引サービス(機能)を、自作する自動売買ツールの中で自由に使えるようにする道具のようなものです。取引所が提供する機能と自動売買ツールを繋ぐ架け橋の役割をAPIが担います。

③ 開発環境を整える

最後は自動売買ツールを自作する上で必要な開発言語の環境構築です。一般的にサーバーサイド言語と呼ばれるプログラミング言語(Python、Node.js、PHP、Ruby等)で自動売買ツールを作成します。

【実践】暗号資産(仮想通貨)取引所の口座解説・API情報を取得

それでは自動売買ツール作成に向けて、暗号資産取引所の口座開設とAPI情報の取得を行なっていきましょう。

本記事では暗号資産取引所最大手のをベースとし、口座開設・API情報の取得手順を解説します。

また、Coincheckの取引機能を活用した自動売買記事も多数投稿してます。口座開設後併せてご覧ください。

今回参考とする暗号資産(仮想通貨)取引所

【引用】公式

Coincheckとは、東証プライム上場マネックスグループ会社が運用する暗号資産取引所です。

2023年時点で国内最大級の仮想通貨を取扱っていたり、Coincheckが提供する仮想通貨アプリは、アプリ画面の見やすさや使い勝手の良さに定評があることから、2019年仮想通貨アプリダウンロード数No1を記録したりなど、評判高い特徴を多数有しています。

Coincheckが提供するサービスのセキュリティレベルや安全性は非常に高く、金融庁に登録もされている暗号資産交換業者であるため、安心して活用できる点も好評です。

口座開設

自動売買ツールの作成にはCoincheck APIを用いる必要があります。

APIを使うには、Coincheckの口座開設が必須であるため、これから対応してきましょう。

【参考】コインチェックページ

以下のページから最短5分の手続で口座開設が完了できます。

【参考】必要となる書類

口座開設時に本人確認書類を含めた以下の情報入力が必要です。

  • 本人確認情報(マイナンバー・運転免許証・パスポートなど)
  • メールアドレス
  • 電話番号

API情報を取得

口座開設完了後APIを利用するために、APIキー(公開鍵)とシークレットキー(秘密鍵)を取得する必要があります。

以下、APIアクセスキーとシークレットキーの取得手順を示します。

(1) Coincheck取引アカウントにログインする
(2) 2段階認証ページを開く
(3) 2段階認証を完了する
(4) APIキーページを開く
(5) API認証情報(APIアクセスキーとシークレットキー)を獲得する

利用したいAPI機能は上記チェックボックスにマークをつけましょう。

グローバルIPアドレスと取引所アカウントのパスワードを入力して「OK」をクリックします。

その後「APIアクセスキー」と「シークレットキー」が取得できます。これらは後述のプログラミング実践で利用しますので、お手元にメモを残しておきましょう。

【実践】ビットコイン自動売買の開発環境を構築

前述で暗号資産取引所の口座開設およびAPI情報が取得できたら、自動売買ツールを動作させるためのプログラム開発環境を構築していきましょう!

Pythonを活用して自動売買を実践するための開発環境構築チュートリアルは以下の記事で詳しく解説しています。是非併せてご覧ください。

【Python×ビットコイン】自動売買ツール作成に挑戦ロードマップ

Pythonによるビットコイン自動売買をこれから始めたい方向けに、体系化した自動売買実践記事を配信しております。以下No順に記事をご覧いただくことでビットコイン自動売買ツールが自作できるようになるでしょう!

Noビットコイン自動売買を実践!自作を目指したロードマップ
参考ビットコインとは?ビットコイン投資のメリット
参考仮想通貨の自動売買とは?・仕組み・自作方法
#1初めてのビットコイン自動売買・環境構築チュートリアル
#2初めてのビットコイン自動売買・Python開発環境の構築方法
#3【Python】ビットコイン価格の取得方法
#4【Python】ビットコイン残高情報の取得方法
#5【Python】ビットコインの成行・指値注文
#6【Python】ビットコインの取引履歴を取得
#7ビットコイン自動売買のプログラム設計方法
#8【Python】ビットコイン自動取引ツールの作成方法

当サイトでは上記以外にも仮想通貨・ビットコイン自動売買に関する記事を多数配信しております。

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