こんにちは、DXCEL WAVEの運営者(@dxcelwave)です!
- Pythonでテキストを音声変換する方法が知りたい。
- Google Text to Speech(gTTS)の活用方法が知りたい。
Google Text-To-Speeh API(gTTS)とは
Google Text to Speechとは、Googleが提供するテキストを音声に変換する技術を指します。
Google Text to Speechは、Webサイトやアプリケーション、Googleスマートスピーカーを代表するデバイスなど、さまざまな場面で利用されています。また、日本語含め多言語にも対応しており、世界中で活用されています。
【事前準備】gTTSのインストール
gTTSをPythonで利用する場合、以下のコマンドをもとにライブラリをインストールしておく必要があります。
pip install gTTS
【Python実践】テキストを音声に変換する方法
PythonとgTTSライブラリを用いて、テキスト文章を音声に変換する方法について解説します。
Google Text To Speech関数の作成
はじめに、テキストを音声変換するための関数を作成します。以下のコードを実行しましょう。
- 第一引数:音声変換するテキスト
text
- 第二引数:対応言語
language
- 第三引数:音声変換したデータの出力ファイル名
filename
from gtts import gTTS
# text to speech関数(引数:変換テキスト、対応言語、出力ファイル名)
def text_to_speech(text, language, filename):
# gTTSインスタンスの作成
text2speech = gTTS(text, # 音声変換するテキスト
lang=language, # 対応言語(ja:日本語)
)
# 音声変換したデータをファイルに保存
text2speech.save(filename + ".mp3")
return True
関数の実行
前述で作成した関数を実行し、テキストを音声変換します。以下のコードを実行してみましょう。
日本語テキストを音声変換する場合
# テキスト
text = "こんにちは!今日の天気は雨で降水確率は80%です。"
# 対応言語
language = "ja"
# 保存ファイル名
filename = "gTTS_Text2Speech"
# 関数実行
text_to_speech(text, language, filename)
英語テキストを音声変換する場合
# テキスト
text = "Hello, this is a test script for converting text to speech"
# 対応言語
language = "en"
# 保存ファイル名
filename = "gTTS_Text2Speech"
# 関数実行
text_to_speech(text, language, filename)
関数実行後、gTTS_Text2Speech.mp3
という音声ファイルが作成されます。テキストが音声に変換されているか確認してみましょう!
【参考】Python環境で音声ファイルを再生する
前述で作成した音声ファイルをPython環境で再生したい場合、playsound
ライブラリが有効です。
playsoundライブラリのインストール
以下のコマンドを用いてplaysound
ライブラリはインストールできます。
pip install playsound
playsoundを用いた音声ファイルの再生
playsound
を用いて音声ファイルを再生するには、以下のコードを実行します。
from playsound import playsound
# ファイル名
filename = "gTTS_Text2Speech.mp3"
# 音声再生(ファイル名)
playsound(filename)
【参考】Pythonを活用した様々なお役立ち情報
当サイトではPythonを活用した様々なお役立ち情報を配信しています。
Pythonでできること・仕事に応用
「Pythonで実現できることを知りたい」「Pythonスキルを仕事で活かしたい」方はこちら!
Python✖️AI・機械学習
Python活用の最大メリットの1つであるAI・機械学習について詳しく知りたい方はこちら!
Python✖️投資自動化(仮想通貨)
Pythonはフィンテックとの相性が良く、その中でも仮想通貨自動売買タスクは近年注目度の高い領域です。フィンテック・投資に興味がある方はこちら!
最後に
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