【Docker】WordPressを簡単構築|Composeのクイックガイド

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こんにちは、DXCEL WAVEの運営者(@dxcelwave)です!

こんな方におすすめ!
  • Dockerを用いてWordPressを構築したい
  • Docker Composeの活用方法が知りたい
目次

Docker ComposeをもとにWordPressを構築

Docker Composeを活用すると、コンテナ内で簡単にWordPressを構築することが可能です。本記事では、Docker Composeを活用してWordPressを構築する方法について解説します。

Docker Composeの概要について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

【実践】Docker Composeを用いてWordpress構築

Docker ComposeをもとにWordPressを構築する手順を以下に示します。後続では1つずつ見ていきましょう!

  1. YAMLファイル(docker-compose.yml)を作成
  2. WordPressおよび周辺環境を構築
  3. WordPressの動作確認
  4. 事後処理(イメージ・コンテナ・ネットワーク・ボリューム停止および削除)

docker-compose.ymlファイル作成

お手元のPC内(ホスト環境)にYAML(docker-compose.yml)ファイルを作成しましょう。

そして、次のようなコードを入力します。

YAMLファイルのコード全量

version: "3"
services:
  db_mysql:
    image: mysql:latest
    networks:
      - network_wordpress
    volumes:
      - volume_db_mysql:/var/lib/mysql
    restart: always
    command: --character-set-server=utf8mb4 --collation-server=utf8mb4_unicode_ci --default-authentication-plugin=mysql_native_password
    environment:
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: myrootpass
      MYSQL_DATABASE: wordpress00db
      MYSQL_USER: wordpress00usr
      MYSQL_PASSWORD: wordpress00pwd
  app_wordpress:
    depends_on:
      - db_mysql
    image: wordpress
    networks:
      - network_wordpress
    volumes:
      - volume_wordpress:/var/www/html
    ports:
      - 8090:80
    restart: always
    environment:
      WORDPRESS_DB_HOST: db_mysql
      WORDPRESS_DB_NAME: wordpress00db
      WORDPRESS_DB_USER: wordpress00usr
      WORDPRESS_DB_PASSWORD: wordpress00pwd
networks:
  network_wordpress:
volumes:
  volume_db_mysql:
  volume_wordpress:

【参考】YAMLファイルの大枠構成

YAMLファイルには、WordPressのコンテナ作成を目的としたapp_wordpressと、WordPressのデータをDBに保存する先となるMySQLのコンテナ作成を目的としたdb_mysqlをサービスとして定義しています。

加えて、WordPressとデータベース(MySQL)を接続するためのネットワークとしてnetwork_wordpressを定義しています。さらに、WordPress上から実行されるデータ更新先を指定するために、ボリュームを定義しています。

version: "3"
services:
  db_mysql:
  app_wordpress:
networks:
  network_wordpress:
volumes:
  volume_db_mysql:
  volume_wordpress:

WordPressおよび周辺環境を構築

コマンドプロンプト(Windows)またはターミナル(Mac)を開き、次のコマンドを実行し、WordPressおよび周辺環境(ネットワーク・ボリューム等)を構築しましょう。

docker-compose -f <YAMLファイルのパス> up -d

WordPressの動作確認

前述のコマンド実行後、WordPressのアプリケーションが正しく表示されるか確認します。以下に示すローカル環境のURLをブラウザに入力しましょう。上図が表示された場合、正常にWordPressアプリケーションが動作していると言えます。

http://localhost:8090/

事後処理|イメージ・コンテナ・ネットワーク・ボリューム停止および削除

今回構築したコンテナやネットワーク等を破棄します。必要に応じて最後に以下のコマンドを実行しましょう。

docker-compose -f <YAMLファイルのパス> down --rmi all --volumes

【参考】Docker関連記事・おすすめ学習法

【厳選】Dockerの学習におすすめの教材

Dockerについて詳しく学習したいという方向けにおすすめの教材をご紹介します。厳選した教材をこちらにまとめていますため併せてご覧下さい。

Docker関連記事一覧

当サイトではDockerに関する記事を多数投稿しています。是非ご覧ください。

【Docker】記事タイトル
Dockerとは|仮想化技術との違い・基本的仕組み・できること
Dockerイメージ・コンテナの仕組みと違い
イメージの取得・一覧表示・削除
コンテナの実行・一覧表示・停止・削除
Dockerfileとは|書き方・コマンド一覧・イメージ作成手順
イメージ作成・DockerHubへの公開手順
マウント方法|ボリューム・バインド・tmpfsマウント
Docker Compose|概要・使い方・YAMLファイルの記述方法
【実践】Docker Composeを用いてWordpress構築

最後に

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