【Docker】イメージの取得・一覧表示・削除｜基本操作コマンド入門

こんにちは、DXCEL WAVEの運営者(@dxcelwave)です！

Docker（ドッカー）とは？

Dockerとは、アプリケーションを素早く作成・実行・管理するためのプラットフォームを指します。

Dockerの概要について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

【Docker基本操作】イメージの取得・一覧表示・詳細確認・削除

Dockerのイメージに関連する基本操作について以下言及します。

イメージの取得

Dockerイメージは、0から作ることは滅多にありません。はじめに、Docker Hubからイメージを取得する流れとなります。Docker Hubとは公式が運用するDockerレジストリであり、Docker Hubを通じて多様なイメージが配布されています。

Docker Hubのリポジトリから指定のイメージを取得する場合、PULLコマンドを用います。

コマンド

docker image pull <IMAGE NAME>[:TAG]

docker pull <IMAGE NAME>[:TAG]

コマンド補足

実例

例えば、こちらのCentOSイメージをDocker Hubから取得する場合、次のように記述します。

docker image pull centos:centos7

上記のコマンドを実行すると、次のような結果が表示されます。Pull completeというメッセージが表示されるとイメージ取得が完了したと言えます。

centos7: Pulling from library/centos
6717b8ec66cd: Pull complete 
Digest: sha256:be65f499b4411ad313138f23
Status: Downloaded newer image for centos:centos7
docker.io/library/centos:centos7

イメージの一覧表示

Docker Hubから取得済みのイメージを一覧表示する場合、次のコマンドを利用します。

コマンド

docker image ls

docker images

出力イメージ

コマンドを実行すると、各イメージのREPOSITORY（イメージ名）、TAG（タグ名）、IMEGE ID（イメージID）、CREATED（作成日）、SIZE（サイズ）が一覧表示されます。

REPOSITORY         TAG       IMAGE ID       CREATED         SIZE
hello-world        latest    111112222222   9 months ago    9.14kB
centos             centos7   111111111111   10 months ago   301MB

イメージの詳細確認

指定のDockerイメージについて詳細を確認する場合、次のようなコマンドを利用します。

コマンド

docker image inspect <IMAGE ID>

docker inspect <IMAGE ID>

コマンド補足

イメージの削除

指定のイメージを削除する場合、次のコマンドを利用します。

コマンド（指定のイメージを削除）

イメージIDをもとに指定のイメージを削除する場合、次のコマンドを利用します。

docker image rm <IMAGE ID>

docker rmi <IMAGE ID>

コマンド（指定のイメージを強制削除）

イメージを強制削除する場合、オプションコマンド-fを付与した次のコマンドを利用します。

docker rmi -f <IMAGE ID>

コマンド（使われていないイメージを一括削除）

現在使われていない（＝停止中）のイメージを一括削除する場合、次のコマンドを利用します。

docker image prune

【参考】Docker関連記事・おすすめ学習法

【厳選】Dockerの学習におすすめの教材

Dockerについて詳しく学習したいという方向けにおすすめの教材をご紹介します。厳選した教材をこちらにまとめていますため併せてご覧下さい。

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最後に