PythonでのExcelファイル作成・読込方法|面倒なエクセル操作は自動化しよう!

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こんにちは、DXCEL WAVEの運営者(@dxcelwave)です!

このようなことが分かります!
  • Pythonを活用したExcel操作方法
  • PythonでのExcelファイル(ワークブック)作成方法
  • PythonでのExcelファイルのシート作成方法
目次

【Python × Excel】エクセルファイルの作成・概要

Pythonでは様々なExcel操作がサポートされています。例えば、Excelファイルの作成・操作・保存という一連の操作が全て可能です。Pythonを活用したExcel操作は、基本的に次のようなプロセスで実行されます。

  1. Excelワークブック・シートを作成
  2. Excelファイル・シート情報を読込
  3. 編集したいExcelファイルのシート・セル情報を取得
  4. 前述で取得したExcel情報に対して編集(更新)操作を実行

本記事では(1)Excelワークブック・シートの作成手法と(2)Excelファイル・シートの読込について詳しく解説しています。その他の方法も知りたい方は上記リンクも併せて参照下さい。

【参考】Python × Excelによる作業効率化・おすすめ学習法

【Python】Excelファイル作成の流れ・事前準備事項

上図にExcelファイル作成におけるプログラミング手順を示します。

①エクセルファイル名、シート名を渡すと②Python関数が実行されて、③Excelファイル出力されるようにプログラムを構築します。この手順をマスターすることで、いつどきも簡単にExcelファイルが作成できるようになります。

【事前準備】Pythonライブラリ「OpenPyXL」をインストール

PythonによるExcel操作には、OpenPyXLというモジュールを用います。

インストール未済の場合は、以下コマンドを入力し、事前にインストールしておきましょう。

pip install openpyxl

【Python × Excel】Excelファイルを作成・読込・保存

Pythonスクリプトの全量を下記に記載します。

FileName第一引数(ファイル名)、Extension第二引数(拡張子)、WorksheetName第三引数(シート名)の記載内容を確認した上で、CreateExcel()関数を実行するようにしましょう。

FileNameWorksheetNameを適時変更いただくと、そのままコピー&ペーストで利用できます。

import openpyxl

""" Excelファイル情報定義! """
#ファイル名
FileName = "Excelファイル名をここに入力!" 
#拡張子
Extension = ".xlsx" 
#ワークシート名(作成したい数だけリストにシート名を追加)
WorksheetName = ["シート名1を入力","シート名2を入力"]


""" 関数を定義! """
def CreateExcel(FileName,Extension,WorksheetName):
    
    #Excelファイル名
    ExcelFileName = FileName + Extension
    
    #ワークブック作成
    workbook = openpyxl.Workbook(ExcelFileName)

    #ワークシート作成
    for i in range(len(WorksheetName)):
        worksheet = workbook.create_sheet(index=i,title=WorksheetName[i]).sheet_properties.tabColor = 'DC143C'

    #ワークブック保存
    workbook.save(ExcelFileName)
    print("ファイル完成!")


""" 関数実行! """
CreateExcel(FileName,Extension,WorksheetName)

上記で示したコードについて、特に関数部分を中心に解説していきます。

【Pythonコード解説】Excelファイルの新規作成

Excelの空ファイルは、openpyxl.Workbook()メソッドを活用すると簡単に作成できます。メソッドにはファイル名を渡すようにします。

#ワークブック作成
workbook = openpyxl.Workbook("Excelファイル名.xlsx")

【参考】既存のExcelファイルの読込

既存のExcelファイルを読み込みたいケースもあるかと思われます。その場合は、以下のコードを実行します。

#ワークブック読込
workbook = openpyxl.load_workbook("既存のExcelファイルパス")

【Pythonコード解説】Excelシートの新規作成

Excelファイル内にシートを作成には、前述作成のworkbookcreate_sheet()メソッドを適用します。

indexにシート番号、titleにシート名をそれぞれcreate_sheet()メソッドに渡しましょう。

#ワークシート作成
worksheet = workbook.create_sheet(index=0,title="シート名")

最後部にsheet.propertiesメソッドを付与すると、シートカラーを指定することもできます。

#ワークシート作成
worksheet = workbook.create_sheet(index=0,title="シート名").sheet_properties.tabColor = 'シートカラー'

【Pythonコード解説】Excelファイルの保存

作成したworkbookを保存することを忘れないようにしましょう。保存は以下のように記載します。

#ワークブック保存
workbook.save("エクセルファイル名.xlsx")

【参考】Pythonで面倒な作業を自動化!手法一挙公開中!

当サイトでは日々面倒な作業をPythonで自動化する方法を多数配信しております。日々の作業が飛躍的効率化できること間違いなしですので、以下気になった記事があれば併せてご覧ください。

【面倒なタスクをPythonで解決!】作業効率化の人気記事一覧




【参考】Pythonとは?・実現できること

最後に

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