こんにちは、Kosei(@kay_diacc2)です!
PythonでExcelファイルを作成する全体イメージ
コーディングの流れ

上図にExcelファイル作成におけるプログラミング手順を示します。①エクセルファイル名、シート名を渡すと②Python関数が実行され、③Excelファイル出力されるようにプログラムを構築します。
OpenPyXL
PythonによるExcel操作には、OpenPyXLというモジュールを用います。インストール未済の場合は、以下コマンドを入力し、事前にインストールしておきましょう。
pip install openpyxl
Python Excel Workbook Sheet作成スクリプト
Pythonスクリプトの全量を下記に記載します。第一引数(ファイル名)、第二引数(拡張子)、第三引数(シート名)を渡したCreateExcel()関数を紹介します。
FileNameとWorksheetNameを適時変更いただくと、そのままコピー&ペーストで利用できるようになっています。
import openpyxl
""" Excelファイル情報定義! """
#ファイル名
FileName = "Excelファイル名をここに入力!"
#拡張子
Extension = ".xlsx"
#ワークシート名(作成したい数だけリストにシート名を追加)
WorksheetName = ["シート名1を入力","シート名2を入力"]
""" 関数を定義! """
def CreateExcel(FileName,Extension,WorksheetName):
#Excelファイル名
ExcelFileName = FileName + Extension
#ワークブック作成
workbook = openpyxl.Workbook(ExcelFileName)
#ワークシート作成
for i in range(len(WorksheetName)):
worksheet = workbook.create_sheet(index=i,title=WorksheetName[i]).sheet_properties.tabColor = 'DC143C'
#ワークブック保存
workbook.save(ExcelFileName)
print("ファイル完成!")
""" 関数実行! """
CreateExcel(FileName,Extension,WorksheetName)
Pythonコードポイント解説
上記で示したコードについて、特に関数部分を中心に解説していきます。
#ワークブック作成
workbook = openpyxl.Workbook("Excelファイル名.xlsx")
まず、Excelファイル自体の作成は上記のようにコーディングします。
#ワークシート作成
worksheet = workbook.create_sheet(index=0,title="シート名").sheet_properties.tabColor = 'シートカラー'
ワークシートは、indexでシート番号、titleでシート名を指定し、create_sheet()メソッドを先ほど作成したworkbookに渡すことで作成しています。また、今回はsheet.propertiesメソッドでシートカラーを指定してみました。
#ワークブック保存
workbook.save("エクセルファイル名.xlsx")
最後に作成したworkbookを保存することを忘れないようにしましょう。保存は上記のように記載します。
Excel×Pythonの自動化手法まとめ
本記事をご覧いただきありがとうございました!本記事ではExcel操作の自動化に役立つノウハウを多数配信しています。これからExcel作業の自動化に取り組みたい方向けには下記の記事が参考になるかと思います。是非ご覧ください!
Excel×Pythonによる作業自動化ブログ一覧
身の回りの作業・仕事で使えるExcel自動化に特化したPythonプログラミング手法を多数公開!
PythonによるExcel自動操作を学習する上でのおすすめ教材もご紹介しています。
【Excel×Python】作業効率化の学習におすすめな入門本・動画教材8選
「Excel作業をプログラミング言語Pythonを用いて自動化したい!」「どの教材で勉強すれば良いの?」本記事ではこのような疑問にお応えします。
最後に

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